※中央写真は今も膨張を続ける超新星の残骸である「かに星雲」 提供 : NASA, ESA, J. Hester and A. Loll (アリゾナ州立大学)


|お知らせ|

2012年度の公開シンポジウムは終了しました.参加者数は138名でした.

|講演資料|

講演のスライドをpdfの資料にしました.以下のリンクからダウンロード可能です.

「超伝導の新世紀」 石田 憲二 (京都大学)
「絶対零度に限りなく近い『超低温』の世界」 畑 徹 (大阪市立大学)
「素粒子の世界は超対称的?」 林 青司 (神戸大学)
「宇宙最大の爆発 -超新星爆発-」 冨永 望 (甲南大学)

|参加予約|

予約受付は終了しました.

|会場へのアクセス|

住所
 〒558-8585 大阪市住吉区杉本3-3-138

電車の場合
 JR阪和線 杉本町駅より 徒歩約8分
 地下鉄御堂筋線 あびこ駅より 徒歩約15分

大阪市立大学杉本キャンパスへの交通と詳細はこちら

※杉本キャンパスの駐車場はご利用になれません。自動車でお越しの場合は、近隣の有料駐車場をご利用ください。


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|プログラム|

13:00-13:10

開会挨拶

坪田 誠 (大阪支部委員長・大阪市立大学)

13:10-13:55

「超伝導の新世紀」

石田 憲二 (京都大学)

 超伝導の発見から101年目に当たる今年は、超伝導にとって新たな世紀の始まりです。超伝導は固体中の電子が示す巨視的量子状態であり、その物理現象や発現機構については発見後50年までにすべて解明されたかに思われました。ところが銅酸化物高温超伝導の発見に代表されるように、今まで超伝導とは無縁と思われていた物質が高い超伝導転移温度を示したり、今までの理解を覆す超伝導体が発見されたりしています。講演では最近発見された興味深い超伝導体を取り上げ、研究の最前線を紹介します。


13:55-14:40

「絶対零度に限りなく近い『超低温』の世界」

畑 徹 (大阪市立大学)

 どんなものでも冷やしていくと固体状態になりますが、唯一の例外として、ヘリウム原子があります。驚くべきことに、ヘリウム原子は通常、気体ですが、冷やしていくと液体になり、絶対零度まで液体状態が維持されることがわかっていま す。この液体は無色透明ですが、流れに対する抵抗がある温度以下でなくなる、すなわち、流れ始めたら永久に流れ続ける超流動という性質をもちます。それはどうしてかを解き明かしていきます。


14:40-15:00

休憩

15:00-15:45

「素粒子の世界は超対称的?」

林 青司 (神戸大学)

 宇宙は、素粒子と呼ばれる最も基本的な粒子で出来ていると思われています。素粒子は、原子を構成する素粒子の仲間と、それらの間に働く力を伝える素粒子に大別できます。これらは異なる性質を持ち一見無関係に見えますが、最近の素粒子理論では、これらが互いにパートナーとなるという「超対称性」が大きな注目を集めています。超対称性は素粒子理論の問題点を解決するのみならず、“超対称パートナー”が宇宙の暗黒物質の有力な候補となっているなど、多くの興味深い予言を行います。この講演では、そうした超対称性について、最近のヨーロッパの巨大加速器実験による探索の話題を含めて解説します。


15:45-16:30

「宇宙最大の爆発 -超新星爆発-」

冨永 望 (甲南大学)

 超新星爆発とは星が一生の最後に起こす大爆発です。星というのは太陽のように自分で光り輝く天体のことです。星は恒星と呼ばれ常に同じ位置に永遠に存在していると思うかもしれません。しかし、本当は星は人と同じように誕生し成長し一生を終えるのです。本講演では星の誕生から宇宙最大の爆発を起こすまでを解説し超新星爆発に絡む最新の研究成果を紹介します。


16:30-16:40

閉会挨拶

伊東千尋 (次期支部委員長・和歌山大学)

|講演概要|

講演概要(pdf形式)のダウンロードはこちら

|ギャラリー|

講師紹介と図の簡単な説明はこちら

|開催目的・趣旨|

 日本物理学会は理工系物理分野の主力団体として、市民や青少年の皆さんに科学の面白さ、科学的な考え方の意義深さを解説し、研究活動の成果を社会に還元する社会貢献活動を行っています。この活動の一環として大阪支部では、主に大阪府・兵庫県・和歌山県等の近畿地域を対象として、毎年「公開シンポジウム」を開催してきました。これは最先端の研究を行っている研究者を講師に迎え、高校生を主体とした市民の皆さんに、物理学の最新のテーマを分かりやすく解説する無料の公開講座です。通算15回目となる今回は、日常とかけ離れた科学の到達点として「超」のつくテーマを選び、「超伝導」「超流動・超低温」「超対称性」「超新星」に関する最新の研究成果を紹介します。

|対象|

高校生・一般の方 定員250名

|参加費・入場料|

無料

|参加予約|

予約受付は終了しました.

|当日受付開始|

12:00
会場へは12:30から入場できます。
途中入場も可能です。

|お問い合わせ|

「日本物理学会 2012年度 大阪支部公開シンポジウム」に関するお問い合せは下記へお願いいたします。

 2012年度担当者
  大阪市立大学 大学院理学研究科 教員
  吉野 治一

 電子メールアドレス
  
  件名を 「公開シンポジウムに関する質問」 としてお送り下さい。

 電話
  06-6605-3070 (直通)
  オフィスに不在の場合もあります。なるべくメールをご利用ください。

 連絡先住所
  〒558-8585
  大阪市住吉区杉本 3-3-138 大阪市立大学 大学院理学研究科 吉野治一宛

|主催|

日本物理学会 大阪支部

|協賛|

大阪市立大学 大学院理学研究科
日本物理教育学会近畿支部

|後援|

兵庫県教育委員会
大阪府教育委員会
和歌山県教育委員会
大阪市教育委員会
堺市教育委員会

|実行委員会|

坪田 誠 (委員長・大阪市大)、吉野 治一 (大阪市大)、市田 正夫 (甲南大)、久保木 一浩 (神戸大)