2017年8月20日更新

【自己紹介】-【おすすめ書籍】-【スペースオペラ】


 スペースオペラ(スペオペ)は,ホースオペラ=西部劇の宇宙版という意味の造語です.西部劇では,主人公のカウボーイや保安官が悪者をやっつける,というのが定番のテーマです.その舞台を宇宙に置き換えた安直な小説,というマイナスイメージがスペオペの原点です.1940-50年前後の,読み捨て雑誌のために量産されたくず小説群をひとくくりにしてこう呼んだわけですが,その中にも後年の目の肥えた読者も納得させる良質の作品がありました.また,1960年代以降も科学の進歩に合わせて内容を進化させた新時代のスペオペが発表されるにつれて,SFの一大ジャンルとして認められるようになりました.スターウォーズは映画ですが,これはスペオペの典型です.アメリカの西部劇や日本の時代劇が衰退するのを横目に,スペオペの新作が色々なメディアで発表されているのは,歴史上のエピソードだけではネタが足りず,どうしても未来に目を向ける必要があるからでしょうか.


キャプテン・フューチャー・シリーズ
エドモンド・ハミルトン

◎ 交響曲第25番 ト短調 K.183 約22分
  疾走感がたまらない.

  交響曲第29番 イ長調 K.201 約22分
  相対的に「隠れた名曲」と言えるかも.

  交響曲第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」 約20分
  モーツァルトらしい軽快さと,1,4楽章の力強さが魅力.

  交響曲第36番 ハ長調 K.425 「リンツ」 約30分
  4日で作曲したらしい.荘重に始まるが,すぐに盛り上がる.

  交響曲第38番 ニ長調 K.504 「プラハ」 約31分

◎ 交響曲第39番 変ホ長調 K.543 約33分
  崇高さと躍動感が同居している感じ.

◎ 交響曲第40番 ト短調 K.550 25–30分
  他は聴かなくてもこれだけは聴いてほしい.

◎ 交響曲第41番 ハ長調 K.551 「ジュピター」 32–分
  勇壮かつ優美な曲.終楽章が圧巻.