2017年4月14日更新

【教育】-【学部講義】


科目名 対象 開講時間 場所 教員数
化学数学
(旧 物理学基礎)
化学科
2回生
前期 金・4 理学部棟
理4(F205)室
1
固体化学 化学科
3回生
後期 木・3 理学部棟
理4(F205)室
1
体験で知る
科学と技術
全文・H(人)・N 後期 水・3-4 理学部棟
理4(F205)室
オムニバス
(1回分を担当)


化学数学(物理学基礎) 化学科 2回生 前期 金・4

●お知らせ
2017/4/14 テキスト誤植一覧を更新しました.
「授業の概要」を更新しました.
2017/3/31 H29年度第1回の講義は4月14日です.教科書を用意してください.

●授業の到達目標及びテーマ
 科学を理解し記述するためには数学が必要であり,化学においても例外ではない.理論化学以外の分野でも,高度な分析装置や計算ソフトを理解して使いこなすために数学や基礎的な物理学の知識は不可欠である.本講義では化学と関連分野で利用する数学を受講者が独習する助けとなるように,必要となる様々な項目を概説する.数学を道具として使いこなす力と,生涯にわたって学び続ける意欲を養うことが目標である.

●授業の概要
 テキストに沿って進める.毎回18ページ程度の予習を課す.当日の講義で要点の解説を行った後,予習範囲の小テストを実施する.質問とディスカッションを織り交ぜて,なるべくインタラクティブに進めたい.

各回の内容(予定)
テキストに沿って以下の内容について解説する.
第1-14回 第1章
第2章
第3章
第4章
第5章
第6章
第7章
第8章
第9章
第10章
高等学校で学んだ数学の復習
ベクトル
微分
積分
微分方程式
2階常微分方程式
偏微分方程式
行列
ベクトル解析
フーリエ級数・フーリエ積分・フーリエ変換
第15回 試験,試験解説

●評価方法
 小テスト(第2-14回)および定期試験から総合的に評価する.

●コメント
 第2回以降はテキストのない者の受講を認めない.
 本講義に関連する事項のより深い理解のために,基礎教育科目(線形代数Ⅰ・Ⅱ,解析Ⅰ-Ⅳ,応用数学B)の受講を推奨する.

●教材
テキスト 「大学初年級でマスターしたい 物理と工学のベーシック数学」,河辺哲次,裳華房(2014).
 (テキスト誤植一覧)
参考書 「物理数学」,松下 貢,裳華房(1999).
「物理のための応用数学」,小野寺嘉孝,裳華房(1988).



固体化学 化学科 3年生 後期 木・3

●お知らせ
2017/2/4 定期試験の模範解答に誤りがありました.訂正版を掲載しました.
定期試験の受験者数は19名,平均点は78点,最高は96点でした.
2017/2/2 定期試験の問題模範解答を掲載しました.
2017/2/1 第13回講義および第14回小テストの内容に誤りがありました.お詫びして訂正させていただきます.詳細はpdfをご覧ください.
2017/1/25 レポートを受講生限定で公開しました.閲覧用および評価用のパスワードは1/26の講義でアナウンスします.
2016/12/21 中間アンケートにコメントをつけたpdfを掲載しました.
レポートの課題を掲載しました.
2016/10/5 各回のテキスト学習範囲を掲載しました.
2016/9/28 2016年度の情報に更新しました.
第1回は10月6日(木) 3限です.

●科目の目標
 本講義では固体物性を取り扱う.化学と共に数学および物理学の知見に基づいて,固体の電気物性,磁性,熱的物性,機械的物性などの基礎的な事項について学ぶ.特に逆格子,波数空間,フォノン,バンド理論,フェルミ面など,固体物性の理解に必需の概念について理解を深める.

●授業内容
 テキストに沿って進める,毎回18ページ程度の予習を課す,その内容について確認テストを実施してから,各回の解説を行う,質問とディスカッションを織り交ぜて,なるべくインタラクティブに進めたい.

第1-14回 テキストに沿って以下の内容について解説する.
 1.物質の凝集機構
 2.格子振動と結晶の熱的性質
 3.金属の自由電子論
 4.誘電体
 5.常磁性と反磁性
 6.強磁性体と強誘電体
 7.バンド理論
 8.半導体
 9.格子欠陥
 10.超伝導
第15回 試験,試験解説

●各回のテキスト学習範囲 = 小テストの範囲(10/6は除く)
 10月6日 pp. 1-18
 10月13日 pp. 19-34
 10月20日 pp. 35-55
 10月27日 pp. 55-74
 11月10日 pp. 75-90
 11月17日 pp. 91-108
 11月24日 pp. 108-125
 12月1日 pp. 125-140
 12月8日 pp. 140-155
 12月15日 pp. 156-173
 12月22日 pp. 174-192
 1月12日 pp. 193-212
 1月19日 pp. 212-228
 1月26日 pp. 228-245

●評価方法
 小テスト(全13回),レポートおよび定期試験から総合的に評価する.

●受講者へのコメント
 第2回以降はテキストのない者の受講を認めない.上位学年履修は認めない.「物理学基礎(化学数学)」を履修していることが望ましい.テキスト,講義内容,評価方法は開講時までに変更する場合がある.

●教材
テキスト「物性論 ―固体を中心とした―」(改訂版),黒沢達美、裳華房 (2002).
参考書「復刊 固体物理学」,川村 肇,共立出版 (2011).
「物質科学の基礎 物性物理学」,溝口 正,裳華房 (1989).
「物質の電磁気学」,中山正敏,岩波書店 (1996).
「大学初年級でマスターしたい 物理と工学のベーシック数学」,河辺哲次,裳華房 (2014).
 
●レポート
 課題は
ここからダウンロードすること.
 受講生限定レポート公開サイト(PC用)はこちら

●2016年度定期試験
 2017年2月2日(木) 実施予定
 定規,関数電卓(専用機)を用意すること.
 ポケットコンピュータも可.
 携帯電話,スマートフォンは使用不可.
 教科書・ノート等の資料の参照不可.
 出題範囲 小テスト・板書.
 
●2016年度定期試験の問題と模範解答
 ダウンロード 問題模範解答
 


現代科学と人間 全文 前期 木・4 6/2, 9,16,23を担当(計4回)

●お知らせ
2016/6/23 第3タームは終了しました.

●科目の主題
 自然科学の最先端知識に基づき,現代の人間生活に及ぼす科学的成果の功罪を理解する.

●科目の到達目標
 主題を理解し,有意義な考察が行えること.

●授業内容
 「毒の化学」(化学の光と影):
 化学物質が健康の役に立つとき薬と呼ぶ.様々な医薬品が多くの人の命を救っている陰で,薬や無害だと思っていた物質が実は毒であったという事例も多数ある.種々の公害や薬害がその例である.さらに,毒性のあるものを「ドラッグ」と称して販売する悪質な事件や,兵器やテロリズムの手段として化学物質が用いられる場合もある.これらの化学物質の毒性について理解し,毒を正しく怖がることについて考える.

1 生物の毒
2 無機物の毒
3 公害と薬害
4 麻薬・農薬・化学兵器

●評価方法
 質問カード(毎時間提出)により評価する.

●受講者へのコメント
 特に専門的な予備知識は必要ありません.興味本位の生々しいお話はしないつもりですが,毒の作用や服用したときの症状について述べますので,極度に不快に感じる方の受講はお勧めしません.

●教材
 スライドを使って講義を行う.テキストは不要だが,より深く知りたい人は以下を参考にするとよい.◎は特に推薦する.
【毒の専門書】
 「毒と薬の科学」,船山信次 (2007) 朝倉書店.
【毒の一般書】
◎「毒の科学 毒と人間のかかわり」,船山信次 (2013) ナツメ社.
 「毒の科学」,船山信次 (2003) ナツメ社.
 「身のまわりの毒」,A. T. Tu (1988) 東京化学同人.
 「続 身のまわりの毒」,A. T. Tu (1993) 東京化学同人.
 「殺人・呪術・医薬 毒とくすりの文化史」,J. Mann (1995) 東京化学同人.
 「毒の話」,山崎幹夫 (1985) 中央公論新社.
 「毒と薬の世界史 ソクラテス,錬金術,ドーピング」,船山信次 (2008) 中央公論新社.
 「毒物雑学事典 ヘビ毒から発ガン物質まで」,大木幸介 (1984) 講談社.
【毒きのこについて】
 「日本の毒きのこ」増補改訂版,長沢栄史監修 (2009) 学研.
【細菌類・ウイルスの毒】
 「恐怖の病原体図鑑 ウイルス・細菌・真菌完全ビジュアルガイド」T. Hart (2006) 西村書店.
【無機物の毒,公害について】
◎「毒性元素 謎の死を追う」,J. Emsley (2008) 丸善.
【乱用薬物について】
◎「乱用薬物の化学」,井上堯子 (2003) 東京化学同人.
【化学兵器について】
 「生物・化学兵器」,井上尚英 (2008) ナツメ社.
 「生物兵器と化学兵器 種類・威力・防御法」,井上尚英 (2003) 中央公論新社.
【感染症について】
◎「人類と感染症の歴史 -未知なる恐怖を超えて-」,加藤茂孝 (2013) 丸善出版.
【リスク管理について】
「化学物質リスクの評価と管理 -環境リスクという新しい概念-」,中西準子・東野晴行編 (2005) 丸善出版.