2022年4月2日更新

【教育】-【学生実験】


科目名 対象 開講時間 場所 教員数
基礎化学実験 公大
工学部化学バイオ工学科
理学部物理学科の1年生
市大
「基礎化学実験I」の読替再履修生
前期・火・4,5 基礎教育実験棟
401室
7
基礎化学実験 公大
生活科学部食栄養学科,居住環境学科の1年生
市大
「基礎化学実験I」の読替再履修生
後期・火・4,5 基礎教育実験棟
401室
3
基礎化学実験 公大
工学部建築学科の1年生
市大
「基礎化学実験I」の読替再履修生
後期・金・4,5 基礎教育実験棟
401室
2


基礎化学実験 杉本キャンパスの全クラス共通

●お知らせ
2022/4/2 2022年度の情報を掲載しました.
原則としてMoodleの情報を確認するようにしてください.

●授業概要
 基礎化学実験では,化学の基本的な実験技術や操作を習得する.また,化学物質の危険性や安全確保,廃棄の方法についても学ぶ.実験結果に基づいて考察を行い,レポートにまとめて提出する.安全教育を受けた上で,各テーマに取り組む.実験テーマ:陽イオンの定性分析,分光分析,有機化学実験の基本操作,純物質の単離・精製,薄層クロマトグラフィー,酢酸エステルの合成,反応速度の測定,酸化還元滴定,分⼦長の推定など.最後の報告会で各自がレポートの内容を発表し,お互いに議論する.

●到達目標
 学生が化学の実験に必要とする基礎技術と,化学物質の危険性や安全確保に関連する基礎知識を習得することを目標とする.具体的な到達目標は,(1)化学実験を安全に行うための基礎知識を習得し,化学物質を安全に取り扱う,また廃棄するための方法と技術の基礎を修得する.(2)化学実験のテーマの目的と概要・理論を理解し,実験装置やガラス器具の適切な取り扱いができる.(3)実験操作や実験経過・結果など得られたデータを実験ノートに正確に記述し,実験ノートを基にレポートを作成することができる.(4)化学の知識と実験結果に基づく論理的な思考力と,それを的確に表現し,議論できる能力を身につける.

●授業内容
第1回履修ガイダンス,実験内容の説明,実験ノートとレポートの書き方,安全教育
第2回陽イオン定性分析における基礎的実験操作
第3回銅化合物のふるまい
第4回銀,銅,スズ族イオン混合試料の分離分析と各イオンの確認
第5回沈殿反応を利用した未知試料の分析
第6回炎色反応を利用した未知試料の分析
第7回原子スペクトル分析による微量金属の定量
第8回有機化学実験の基本操作
第9回アスピリン錠剤からアセチルサリチル酸の抽出と精製
第10回薄層クロマトグラフィーによる分離
第11回酢酸イソアミルの合成
第12回時計反応を利用した反応速度の測定
第13回酸化還元滴定による溶質濃度の決定
第14回両親媒性分子を用いた分子長の推定とアボガドロ数の決定
第15回基礎化学実験報告会
第16回まとめ(自習)

●評価方法
○安全に実験を行い,正確に実験ノートを作成し,レポートを提出することによって,その実験テーマは完了する.作成したレポートを指定された期日までに必ず提出すること.
○成績は授業目標(達成目標)の達成度に基づいて,実験操作,実験台・器具の後片付け,薬品の廃棄,実験ノートの記入,実験後の口頭試問等の受講状況(30%),レポート(60%),およびプレゼンテーション(10%)で総合評価する.なお,レポートの受理をもって評価を行う.いかなる剽窃も不正行為とみなす.

●履修上の注意
○障がいなどにより本実験の受講に際し特別な配慮を必要とする場合は,あらかじめ障がい学生支援室に相談すること.また,初回時に授業担当教員に申し出ること.
○履修希望者多数の場合は抽選を行うこともある.
○学生教育研究災害障害保険および付帯賠償責任保険(あるいは同等の保険)に必ず加入していること.
○実験開始前の指定された期日までに「毒物および劇物の取り扱いに関する誓約書」を必ず提出すること.
○履修登録確定後,白衣および保護メガネを各自で準備すること.
○各実験の開始時に,担当教員から実験内容や注意事項に関する説明があるので,遅刻することなく所定の場所に集合すること.
○テキストを熟読することで,それぞれの実験操作の意味を⼗分に理解し,実験ノートに⼿順をまとめたうえで実験に臨むこと.
○分からないことは,積極的に担当者に質問し,あいまいなままにしておかないこと.

●教科書
 「基礎化学実験 改訂4版」(大阪市立大学大学院理学研究科・基礎教育化学実験グループ編,2022,ふくろう出版)

●参考文献
 「第8版実験を安全に行うために」(化学同人)化学同人編集部編

●その他
 基礎化学実験1の履修者に対しては1単位分の追加課題・講義を課します.
具体的には各回の担当者から指示があります.